『葉っぱ』 『田舎のおばあちゃん』 『年収一千万円』
お互いに何の関連もなさそうなキーワード。
『▲▲とかけて◆◆と解く、その心は?』
あたかも「笑点」の大喜利の謎かけのような、不可思議な言葉の組み合わせにひかれて本著を読んでみた。
観光資源のない疲弊した農村を、葉っぱビジネス(※)で再生したサクセスストーリー。
一言で行ってしまえば、それだけの話だが、笑いあり涙あり、血沸き肉踊る物語。
その中には、商売繁盛の秘訣のみならず、今日的な問題、例えば高齢化社会、過疎と地方経済、自然環境と景観の保全、持続可能な社会と暮らし等々に対するヒントが隠されている。
それら諸問題に関心を持っておられる方々にも役に立つであろう良書だ。
※葉っぱビジネス:料理の華やぎや季節感を演出するため添えらるツマモノとしての「葉っぱ」
さて、指導力不足という大きな問題を抱えているで"きないビジネスマン"の私にとって、「リーダーシップ」は喫緊なる課題だ。
それ故に、本著の著者でもあり葉っぱビジネスをリードされてきた横石氏のリーダーシップには学ぶべき部分が多々あり、大変勉強になった。
横石氏がリーダーシップをとるにあたり、とても大切にされていること。
それは、『気』だ。
例えば、目標達成を目睫に控えたグループが心を一にし、盛り上がる時の高揚感。
例えば、勝利への情熱を選手と観客が共有し、二者が一体化する熱狂。
横石氏のおっしゃる『気』というものを私はそのように理解した。
(間違ってたらゴメンナサイ >>横石さん)
私の理解する『気』について、最近面白い記事を読んだ。
それは、あのみのもんたさんのDJ時代の話。
私はこの油ギッシュなおぢさんはチト苦手なのだが、(;^_^A 私の好き嫌いなどはともかく、一流の仕事をされる人というのは、ここまで努力し気を遣うのかというエピソードだ。
みのさんは、スタジオに到着するや玄関脇の通用口から入り、控え室で待機している中継者やハイヤーの運転手さんたちになにやら面白いことを言って、どっと笑わせる。
次いで、受付のお姉さん、掃除のおばちゃんと次々に笑いの壷にはめまくるそうだ。
何故そんなことをするのか
『俺たちアナウンサーの仕事はな、マイクの前だけじゃないんだ。職場全体をあっためていく。それが重要な任務なんだ』
みのさんのされたことというのも、言わば『気』の創出ではなかろうか。
横石氏は、疲弊する地方の最大の問題の一つは「気の空洞化」であると指摘する。
そして、『気』のない地方で、葉っぱビジネスの形だけ真似たところで、それが成功する筈などないと。
『気』が大切だってことは、なにも地方再生に限った話ではないだろう。
住まっている地域社会、勤めている職場、通っている学校等々、まわりを見回してみれば『気』を必要としている環境はいくらでもある筈だ。
『気』を創出できるリーダー。
そんな指導者に私もなりたい。
エントリーが長くなったので、『気』の巨匠・アニマル浜口氏の有名な「格言」で締めくくらせてモライマス。
気合だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!
アニマル浜口の言葉より引用
そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生

