一発逆転や奇をてらった新手の手法に頼るのではなく、あたりまえのことを積み重ねることが成功への近道である。
小難しいことなんかできない。
あたりまえのことしかできない。
そんなできないビジネスマンの私故に、この言葉にはすぐに飛びついた。
誰にでもできる小さいこと。
これなら自分にだってできるだろう。
ところが世の中はそう甘くはなかった。
結果がでない。
何故だろう。
イチロー含め、この言葉通りに行動している人の行動様式を調べてた。
皆さん、寸分たがわずこの言葉のように行動している。
しかし、私と決定的に違う点を二つ発見。
一、誰にでもできる小さいことを、誰も真似できないくらい長期間にわたって継続している。
二、誰にでもできる小さいことを、誰も真似できないくらい情熱を込めて取り組んでいる。
イチローは誰にでもできる小さいこと、すなわちバッティングを三歳から続けている。
小学生時代からは一日も欠かさず続けている。
『凡事徹底』という言葉で有名な、実業家・鍵山秀三郎氏も「掃除道」を数十年にわたって継続。
「社員の心が荒まないような会社」づくりという信念を具体化するためトイレはじめ社内の清掃を自ら実行。
特にやり初めの頃は、社長である鍵山氏自ら四つんばいになってトイレの床掃除をしているところを、社員がまたいで用を足しに行く。
そんな中を十年もの長きにもわたって信念のぶれることなく継続された。
とんでもないところまでゆくただひとつの道は、実に険しい道であった。


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