母親というものは、その家庭で「一番先に起きる人」でなくてはならないのです。しかもその上、いかに家の中が暖かくても、外から見えなくても、朝食の用意やお掃除をする時には、ねまきや、パジャマや、ネグリジェのままでやるのはいけません。
「お母さんはボクが何時に起きても、いつもきちんと身支度をしている」、このことが子供にとってどれほど頼もしい母親として映るか、また「毎朝本当に大変だろうな。ご苦労様」と思う気持ち、それは計り知れない良い結果を子供にもたらすのです。このことだけでも子供は母親を尊敬し、言うことを聞く気になります。
田下昌明(医学博士)